「贈与税の達人(令和06年分以降用)」対応内容のお知らせ
2025.01.11
日頃、「達人シリーズ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
「贈与税の達人(令和06年分以降用)」の対応内容が決定しましたので、お知らせいたします。
本プログラムでは、最新の税制改正に対応するだけでなく、新たな機能改善も予定しています。
公開プログラムバージョン
贈与税の達人(令和06年分以降用)プロダクトバージョン(1.0.0.0) / メンテナンスバージョン(1.00.0000)
※ データベースを新規作成する必要があります。
ダウンロード提供開始日
2025年1月25日(土)DVD発送日
2025年2月3日(月)パッケージ版をご契約中のお客様へ、「ゆうメール」を利用して発送いたします。
※ 利用ガイドを同梱してお届けします。
※ 発送日より5営業日前後でのお届けとなりますが、配送業者の都合で到着が遅れる場合があります。
1. 税制改正による変更
(1) 帳票の新様式への対応 以下の帳票の新様式に対応します。
(対応帳票)
・ 贈与税の申告書(第一表)
・ 贈与税の申告書(第一表の二)
・ 贈与税の申告書(第二表)
・ 特例株式等納税猶予税額の計算書(贈与税)〔相続時精算課税〕
・ 特例株式等納税猶予税額の計算書(贈与税)〔相続時精算課税〕(別表)
・ 事業用資産納税猶予税額の計算書〔相続時精算課税〕
・ 事業用資産納税猶予税額の計算書(別表)
・ 相続時精算課税選択届出書
・ 次葉 申告又は通知に係る税額及び更正の請求による課税標準等又は税額等(贈与税)
(旧:次葉 更正の請求による課税標準等又は税額等(贈与税))
・ 次葉 更正の請求による課税標準等又は税額等(贈与税-付表1)
・ 次葉 更正の請求による課税標準等(贈与税-付表2)
・ 非上場株式等についての贈与税・相続税の納税猶予の継続届出書(特例措置)
・ 特例認定(贈与・相続)承継会社に関する明細書(特例措置)
(2) 対応帳票の削除 以下の帳票を対応帳票から削除します。
(対応帳票)
・ 税務代理権限証書 (※1)
・ 税理士法第33条の2第1項に規定する添付書面
・ 税理士法第33条の2第2項に規定する添付書面
※1:削除する帳票は旧様式のみです。
(3) 画面の追加 上記「(1)帳票の新様式への対応」に伴い、以下の帳票の画面を追加します。
① 贈与税の申告書(第一表の二) ・ [私は、令和6年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書を所轄税務署長へ提出しました。]をダブルクリックして
表示される[該当選択]画面を追加します。
② 贈与税の申告書(第二表) ・ [27][特定贈与者ごとの贈与税の課税価格の合計額]をダブルクリックして表示される[特定贈与者ごとの贈与税の
課税価格の合計額]画面を追加します。
(4) 「相続時精算課税選択届出書」の単独での提出に関する対応 相続時精算課税に係る基礎控除の創設により、「相続時精算課税選択届出書」の単独での提出に対応します。
本対応に伴い、以下の画面を変更/追加します。
① [作成帳票の選択]画面 ・ 業務メニュー[申告書の作成]をクリックして表示される[作成帳票の選択]画面において、以下の条件にどちらも
該当する場合、[相続時精算課税選択届出書]のみを表示して、作成できるよう変更します。
(条件)
・ [新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブの[申告区分]で[その他]を選択している
・ [贈与者の新規登録/変更]画面の[課税区分]で[相続時精算課税]を選択し、[当贈与者から初めて
相続時精算課税適用財産の贈与を受ける]にチェックが付いている贈与者が存在する
② 業務メニュー[申告書の作成]及び[納付書の作成]のメッセージ画面 ・ [新規作成/基本情報の登録]画面-[基本情報]タブの[申告区分]で[その他]を選択している場合に、
業務メニュー[申告書の作成]及び[納付書の作成]をクリックして表示されるメッセージ画面において、現在は
[[申告区分]が「その他」のため、申告書および納付書を作成できません。]と、申告書及び納付書をまとめた
文言で表示しています。
しかし、申告書は、上記「①[作成帳票の選択]画面」の条件にどちらも該当する場合、業務メニュー[申告書の作成]
から作成できるようになります。
納付書は、[申告区分]が[その他]の場合、以前と変わらず作成できないため、それぞれ個別のメッセージ画面を
表示するよう変更します。
③ [印刷項目の選択]画面 ・ 帳票画面のツールボタン[印刷]-[印刷項目]ボタンをクリック、又は[帳票の一括印刷]画面の[申告書]タブで
[相続時精算課税選択届出書]を選択し、[F6/印刷項目]ボタンをクリックして表示される[印刷項目の選択]画面
において、[受贈者_個人番号]を追加します。
④ [年月日]画面 ・ 上記「①[作成帳票の選択]画面」に伴い、[ 年 月 日]をダブルクリックして表示される[年月日]画面を
追加します。
2. 機能改善による変更
(1) [取得財産情報の登録]画面の複写機能の追加 業務メニュー[取得財産の登録]をクリックして表示される、[取得財産情報の登録]画面の[本年分]タブにおいて、
[F8/複写]ボタンを追加します。選択したデータの内容を、最終行に複写できます。なお、取得財産のデータに登録している
以下の項目は、初期値では[F8/複写]ボタンをクリックして表示される[取得財産の複写]画面に複写しないため、
必要に応じて修正してください。
※ [取得財産情報の登録]画面の[参照(過去分)]タブの[F8/複写]ボタンは使用できません。
※ 各帳票画面のツールボタン[取得財産の編集]をクリックして表示される[取得財産情報の編集]画面には、
[F8/複写]ボタンは追加していません。
(項目)
・ 取得年月日
・ 贈与者
・ 財産区分
・ 非課税の適用
・ 特例株式等納税猶予の適用
・ 配偶者控除の適用
・ 事業用資産納税猶予の適用
(2) 「贈与税の申告書(第一表)」の変更 [17][特例株式等納税猶予税額]及び[19][事業用資産納税猶予税額]において、手入力で修正できるよう入力切替項目に
変更します。
(3) 達人Cube「データ収集・配信」との連携機能の追加(達人Cube「データ収集・配信」ご契約の方限定) 達人Cube「データ収集・配信」との連携機能を追加し、データのインポート機能において、達人Cube「データ収集・配信」で
登録した該当の収集ファイルを取り込めるよう対応します。
本対応に伴い、[データのインポート]画面で[中間ファイル(財産評価用)からのインポート]を選択し、[確定]ボタンを
クリックすると表示される[インポート対象格納先]画面を追加します。[インポート対象格納先]画面で[データ収集・
配信サービス]を選択し、[確定]ボタンをクリックすると[インポートファイルの選択(データ収集・配信)]画面が
表示されるので、インポートするデータを選択します。
※ 「達人Cube」にログインしている場合に、達人Cube「データ収集・配信」との連携ができます。
※ [インポート対象格納先]画面で[PC等]を選択した場合、従来の[データインポート]画面が表示されます。
(4) 各画面の変更 各画面の元号のプルダウンにおいて、最新の[令和]を一番上に表示するよう変更します。
3. その他(1) 電子申告について(「電子申告の達人」ご契約の方限定) 本プログラムの公開に伴い、「電子申告の達人」(国税)も同日に提供いたします。
「電子申告の達人」の起動時に自動的に更新するため、達人Cube「アップデート」からインストールする必要はありません。