「AI会計自動仕分クラウドKEIRAKU」と会計ソフト、そして「達人シリーズ」の組み合わせにより、会計から税務に至る業務の一貫性と効率化が図れました。
会社名 | ユニアックス株式会社 URL:https://uniax.co.jp/ |
---|---|
代表者 | 代表取締役 佐々木 操 |
本社所在地 | 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 45階 |
設立年 | 1996年11月 |
従業員数 | 10名(2023年3月現在) |
事業内容 |
|
先端AIを駆使して仕訳業務の自動化を実現する「AI会計自動仕訳システム「KEIRAKU」」が、会計・経理業務を大幅に効率化する革新的なソリューションとして注目を集めるユニアックス。
今回、同社の代表を務める佐々木 操様に、「達人シリーズ」を導入いただいた経緯や、お使いになってのご感想を伺いました。
ユニアックス株式会社
代表取締役
佐々木 操様
デジタル庁の発足やインボイス制度の導入など、会計・経理業務を取り巻く環境は大きな変革期を迎えています。これら業務を担う会計ソフトやERP(統合業務システム)は、誕生から30年以上を経て機能的には完成の域に達しているものの、その前工程となる仕訳入力業務の多くは手作業に頼っているのが現状です。
企業のコストセンターとなっているこれら業務の効率化をサポートすべく、当社は税理士やAI技術者、ITエンジニアらの総力を結集し、10年以上の歳月をかけて「AI会計自動仕訳クラウドKEIRAKU」を開発。大企業から中小企業、個人事業主様まで、会計・経理業務の負担を軽減したいと考えるすべてのお客様の課題解決に資するソリューションとして、常に改善を続けながら提案・販売を行っています。
顧問税理士に相談したところ、価格がリーズナブルで申告書作成がしやすいなどのメリットから「達人シリーズ」を勧められました。
最終的には、使用している会計ソフト(弥生会計)とのデータ連携に優れ、会計事務所とのデータ共有もできることが決め手となり、2015年に「法人税の達人」を導入しました。
申告書作成の一連の流れを把握するため、まずは手書きで申告書を作成したのち、「法人税の達人」を利用することにしました。
実際に使用してみると、入力画面が申告書そのままの帳票イメージなので、手書きと同じ感覚で効率よく(2~3時間ほどで)作成できることに驚きました。
また、会計ソフトから決算書データの連携が容易にできるため、以前のような再入力をする手間や計算ミスもなくなり、作業時間の削減効果は大きいです。
以前は無償のe-TaxソフトやeLTAXのPCdeskを利用して電子申告を行っていましたが、「法人税の達人」で作成した申告データを手入力しなければならないなど、作業効率が悪かったため、「電子申告の達人」を導入することにしました。
導入後は、国税・地方税が一つの画面で処理できることで作業効率が向上し、「法人税の達人」のデータもそのまま取り込んで申告できるようになるなど、大幅な業務効率化が図れました。
また、電子納税も操作性のよい「電子申告の達人」で簡単にできるようになったことで、金融機関に出向いたり、書類を郵送したりといった手間が省けたのは非常にありたがいですね。
会計ソフトにも資産管理の機能はありましたが、「法人税の達人」の別表への連動ができないなど、使い勝手に不便さを感じていました。そこでNTTデータに相談したところ、「減価償却の達人」であれば別表への連動や償却資産の申告も簡単にできるとの話を聞き、これまでの「達人シリーズ」への信頼もあって導入を決めました。
実際に使用するのは2023年度からですが、どれだけの効果があるか今から楽しみにしています。
前述のとおり、会計ソフト(弥生会計)から「法人税の達人」へ決算書データが連動できるようになったことで、従来に比べて作業時間が大幅に削減されました。
今後は手書きで作成している消費税の申告書についても、会計ソフトの消費税データが連動可能な「消費税の達人」を導入することにより、さらなる業務効率化を図っていきたいと考えています。
「弥生会計」だけでなく、幅広い会計ソフト・給与ソフトとデータ連携が可能な「達人シリーズ」は、多くの企業がソフトを問わず導入できるという大きなメリットがあると思います。 今後もその強みを生かし、既存ソフトとの連携の強化、さらには、新たなソフトとのデータ連携を進めていただくことを期待します。
取材時期:2023年3月
※ 敬称を省略させていただいております。
※ 事業内容や企業紹介内容については同社ホームページより一部抜粋しております。