以前に導入していた申告書作成ソフトから「達人シリーズ」に切り替えた結果、対応帳票の幅広さや充実した機能により、申告業務の効率と品質が大きく向上しました。
会社名 | 日本情報産業株式会社 URL:https://www.nii.co.jp/ |
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代表者 | 代表取締役社長 田島 浩 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-1-4 |
設立年 | 1969年(昭和44年)7月 |
従業員数 | 2,200名 |
事業内容 | システム開発・運用、コンサルティング、ハード/ソフトの評価・販売、ネットワークインフラ構築 |
まだITという言葉も浸透していなかった1969年に誕生して以来、独立系ITサービス企業として半世紀にわたる歴史を積み重ねてきた日本情報産業。 今回は経理部の部長を務める尾羽様と、同じく次長を務める加藤様に、「達人シリーズ」導入の経緯や、お使いになってからのご感想などを伺いました。
当社は1969年の創業以来、半世紀以上にわたり、トータルかつ高品質なITサービスを提供してきました。独立系ならではの強みを活かし、特定のメーカーに依存することなく、自由でニュートラルなスタンスのもと、お客様本位のソリューションを提案することで、幅広い業界の多彩なお客様から“最良のパートナー”としてお選びいただいています。
近年、ITが私たちの生活に溶け込んでいます。当社は幅広いお客様企業へのソリューション提供を通じて、人々の当たり前の日常をさりげなく支え、ITで暮らしをつくる会社であり続けたいと考えています。
2010年頃まで申告書の作成は顧問税理士に委託していましたが、このままでは社内で税務の知識やノウハウが身につかず、納付税額のシミュレーションもできないとの懸念から、自社で申告書の作成を行うことにしました。廉価な他社製の申告書作成ソフトを導入したものの、機能が限定されているなど使いづらさを感じていました。
そこで、もっと使い勝手の良い申告書作成ソフトはないかとインターネットなどで情報収集した結果、「達人シリーズ」を検討することにしました。
NTTデータが主催するセミナーに参加した後、特約店の株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テックの個別説明会に申し込んだところ、従来の申告書作成ソフトに感じていた課題や不満のほとんどが解決でき、「これは使いやすい!」と思いました。
「達人シリーズ」は幅広い税目・帳票に対応していることや、電子納税も可能なことに魅力を感じました。当社は関連会社の税務申告も担っており、もともと税目が多い上に複数企業の税務データを扱うため、データ保存に関わる業務負担が大きすぎると感じていました。「データ管理の達人」のデータベース管理機能を活用すればデータベースを一括でバックアップでき、取り漏れもないためリスク管理にもつながるとのことで、あわせて導入しました。
各申告書の帳票間の連携が分かりやすいので、スムーズに入力できると感じました。特に「法人税の達人」は別表四と別表五の間で連動すべき項目の設定が簡単にできるため、効率的に申告書の作成ができるのはありがたいですね。
また、「事業所税の達人」は、端数処理の計算方法や免税点以下申告の必要の有無など、自治体ごとの細かなルールの違いにも対応でき、ユーザーの使い勝手を考えた機能が揃っていることに感心させられました。
他にも、業務エラーチェック機能によるミスの洗い出しなど、作業効率と品質が向上し大変満足しています。
会計・ERPソフトはOBCの「勘定奉行」を使用しています。「達人シリーズ」とはデータ連携が可能なため、B/SやP/Lのデータを「法人税の達人」に取り込んでいます。導入当初は勘定科目の紐づけに手間取りましたが、1度設定してしまえば、翌年からは取り込みを行うだけで決算書の作成ができ、非常に楽になりました。
「消費税の達人」については、データ連携はせずに、「勘定奉行」の集計データを入力用フォーマットに直接入力しています。入力フォーマットが項目ごとに分かりやすく整理されているので、現状でも不満は感じていませんでしたが、データ連携することで、さらなる効率化が可能とのことなので、次回の申告から実施してみようと思います。
以前の申告書作成ソフトでは電子申告データを出力し、e-TaxソフトやeLTAXのPCdeskにデータを取り込んで送信するという一連の業務を何度も繰り返す必要があるのが難点でした。その点、「電子申告の達人」を導入してからは、作成した申告データを一括で送信できるため、半日がかりだった業務をわずか1時間で終えることができ、以前に比べて業務効率化が図れました。
「達人シリーズ」は操作方法が分かりやすく、不明点があっても大半はFAQを見れば解決できます。メールでの問い合わせではスピーディーかつ的確な回答をいただけ満足しています。
また、毎年機能改善があるのもありがたいですね。今後も利便性向上に期待しています。
取材時期:2022年12月
※ 敬称を省略させていただいております。
文中に出てきたセミナー、個別説明会についてはそれぞれ以下よりご確認いただけます。
■セミナーページ
https://www.tatsuzin.info/seminar/
■個別説明会申し込みページ
https://www.tatsuzin.info/presentation/