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丸山会計事務所様(愛知県)

達人Cube「不動産評価」を早くから導入。
AI査定の客観的データを用いて、不動産の相談に対する提案力を向上!

プロファイル

丸山会計事務所 プロファイル
事務所名 丸山会計事務所
URL:https://nagoya-tax.net/
代表者 丸山 和秀
所在地 名古屋市中区栄
所属 名古屋税理士会 名古屋中支部
設立年 平成23年11月
「達人シリーズ」導入時期 平成24年9月


一般的な決算申告だけでなく、法人企業の成長に寄り添うスポット支援にも強い名古屋の丸山会計事務所。特に不動産に係る税制を得意としており、お客様への提案を大事にしています。

今回、達人Cube「不動産評価」の導入に至る経緯や導入後のご感想、また、今後の展望について税理士 丸山 和秀先生にお話を伺いました。

事務所紹介をお願いいたします。

税理士 丸山 和秀先生

税理士 丸山 和秀先生

丸山税理士事務所では、不動産に関わる税制を得意としており、地主様、不動産業を営むお客様に多く利用いただいています。単なる申告業務にとどまらず、資産の承継や所得の分散、相続対策など、顧客に対して積極的に提案・コンサルティングを行っています。 また、最新の税務情報の収集を定期的に行うことはもちろん、宅建などの専門的な資格を有し、お客様に最適なアドバイスを提供することに努めています。職員は入社後に専門知識を深め、税理士資格を目指す者も多く、高い専門性を維持し、お客様とともに未来を描くための専門家として時代の一歩先を行くサポートを提供しています。

達人Cube「不動産評価」を導入する前の業務上の課題などがありましたら教えてください。

賃貸物件の建設を検討されるお客様、不動産の購入を検討されるお客様について、その物件が良い物件なのかが私たち税理士には判断が難しく、お客様から相談を受けた時に、集められる範囲の情報と自分自身の経験・勘でしかお答えすることができませんでした。また、売却を検討するときにいくらで売却できそうか、見当もつかないことが課題でした。金融機関や不動産業者から情報をもらうにしても、客観的なデータが不足していることは懸念点でした。

達人Cube「不動産評価」を知ったきっかけ、導入に至った経緯を教えてください。

「達人シリーズ」の特約店である株式会社オリコンタービレ(以下、オリコンタービレ)から送られてきたファックスのお知らせが目にとまり、達人Cube「不動産評価」のサービス内容に興味を持ちました。
丸山会計事務所には、地主や不動産賃貸業のお客様が多くおり、賃貸している賃料が適正なのか、保有物件の価格がいくらなのかを知りたいと思っています。そのような情報は、金融機関や不動産業者から出される賃料相場や資産の売却価格の資料に頼るしかなかったため、鑑定評価までいかなくても目安のようのものが欲しいと思っていました。達人Cube「不動産評価」は、不動産業者に依頼する前に客観的な査定ができるということで、まさに求めていたサービスでした。
体験版を利用して不動産査定を行ったところ、客観的なデータが手軽に得られることがわかり導入を決めました。金融機関や不動産業者からの情報だけでなく、自社で信頼性の高い評価を行えることがお客様への提案力向上に繋がると考えたことも理由の1つです。また、鑑定評価に比べてコストが抑えられる点も決め手になりました。

「不動産評価」の利用状況・活用方法について教えてください。

■どのような業務に利用されていますか。(利用シーン)

物件購入を検討されるお客様に対する投資判断の資料として、お客様が保有する物件の価値の再確認として使用しています。
同族会社間での賃料相場の算出では、近隣物件の比較ができるため税務の判断においても参考できるのがよい点です。他にも、不動産の買い換えの特例に関する提案を行う際に売却価格の相場を確認するのにも役立ちます。

■どの機能を主にご利用されていますか。

AI査定を使っています。賃料、空室率、物件価格が算出され、現在はもちろん50年先までの予測ができ、投資判断の1つの基準になります。1つ1つ自分で周辺事例を集めることなく査定・予測ができるのが便利です。特にお客様が遠方の物件を保有している場合は情報を集めるのも大変ですが、「不動産評価」であれば、遠方の物件でも簡単に査定ができるのがメリットです。詳細なレポート機能も非常に便利で、お客様に対して具体的な数値を提示する際に重宝しています。
不動産投資をするお客様は、賃料がいくらとれるか、その売却価格がいくらなのかという点が一番興味あることだと思います。その目安がAI査定で分かるのが良いと思います。

導入後の感想をお聞かせください。

お客様からの物件に関する質問に対して、ある一定の根拠を持って返答ができることが導入してよかった点です。通常多くの時間がかかっていた不動産に関する情報収集と分析が、迅速にできるようになり、業務の効率化も実感しています。達人Cube「不動産評価」を使って、お客様が持つ物件の価値を客観的、スピーディに出すことにより、サービス満足度が上がるのではないかと思っています。
また、不動産の価値の算出には、膨大な資料から、多くの経験と勘を基に計算をする必要がありますが、「不動産評価」を使うことにより、入社1か月目の職員がレントロールや不動産業者からの資料情報で、ある程度客観的なデータを出すことができるため、属人性に縛られずに一定のクオリティのものをお客様に提供することができます。職員が顧問先からの不動産相談に対して理解を深めるためのツールとしても役に立っています。

今後の貴社の展望をお聞かせください。

現状は不動産取引について、税務の仕事で力を発揮させていただいておりますが、今後その先の不動産の活用、現状の活用方法の見直し等にも力を入れていきたいと思っております。
その第一歩として今回の達人Cube「不動産評価」を活用していきたいと思っております。
また、達人Cube「不動産評価」によって客観的なデータを基にした評価が可能となり、お客様からの信頼も増しました。これにより新規顧客の獲得にも繋げることを期待しています。

達人Cube「不動産評価」への要望などありましたらお聞かせください。

「所得税の達人」の譲渡所得の内訳書のデータが活用できると、入力の手間が省けて効率化に繋がります。1階がテナントで2階以上が賃貸の物件を保有する顧問先が多くいるので、将来的にテナントやオフィス物件の査定ができるようになるとさらに便利になると思います。

取材時期:2024年6月

※ 敬称を省略させていただいております。

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