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MRKホールディングス株式会社様(大阪府)

「達人シリーズ」の魅力は、多様な税目・帳票に対応した幅広い製品ラインナップ。
段階的な導入で使い勝手を高めながら、申告業務の効率を向上させています。

プロファイル

MRKホールディングス株式会社 プロファイル
会社名 MRKホールディングス株式会社
URL:https://www.mrkholdings.co.jp/
代表者 代表取締役社長 岩本 眞二
本社所在地 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番30号
設立年 1978年(昭和53年)4月
従業員数 連結1,824名、単体26名(2022年3月31日現在)
事業内容 ボディメイク関連事業(体型補整用婦人下着・化粧品・サプリメント他)、マタニティ・ベビー関連事業、美容関連事業(ヘアサロン他)、婚礼・宴会関連事業(ブライダル・カフェ・レストラン他)


創業以来、「女性の美と健康」をテーマに事業領域を拡大し続け、40周年を迎えた2018年に持株会社(ホールディングス)制に移行したMRKホールディングス。
今回は申告業務を担う経理部第一グループの小林様に、これまで三段階にわたって「達人シリーズ」を導入いただいた経緯を伺いました。

御社のご紹介をお願いします。

当社グループは「美の総合総社」として、ボディメイク関連事業をはじめ、マタニティ・ベビー関連事業や美容関連事業、婚礼・宴会関連事業など、すべての女性が心身ともに美しく輝くための商品・サービスを幅広く提供しています。
2018年にホールディングス制に移行することで、M&Aや新規事業創出にも戦略的に対応できる体制を構築するとともに、各事業会社の自律的な経営を推進しています。今後もグループ全体の事業ポートフォリオ拡大と持続的成長を追求し、女性の美のリーディングカンパニーとして、皆様に信頼される企業グループを目指します。

「達人シリーズ」を導入される以前の業務環境や、そこで感じていた課題についてお聞かせください。

経理部第一グループ 小林 大介様

MRKホールディングス株式会社
経理部第一グループ
小林 大介様

前職は会計事務所に勤めており、当社がホールディングス制に移行した2018年に経理担当として入社しました。グループを統括する持株会社だけに、子会社を含めた3社分の申告書の作成・提出を担っていますが、子会社はいずれも全国に拠点を構えており、納付先は合計で約400件に及びます。作業負担の大きさはもちろん、大量の申告書を保管するスペースにも悩まされていました。

以前は他社製の申告書作成ソフトを導入していましたが、機能が限定されているバージョンであったため、申告書の作成自体は紙ベースでした。そこで、2020年から電子申告義務化の対象となることも踏まえ、電子化に取り組むべきと考えました。

2019年に「達人シリーズ」を導入いただいた経緯を教えてください。

申告業務を効率化するには会計ソフトとの連動が不可欠と考え、導入していた会計ソフトのベンダーである株式会社オービックに相談したところ、データ連携可能な申告書作成ソフトとして「達人シリーズ」を薦められました。「達人シリーズ」は会計事務所在籍中から認知していたこともあり、早速、NTTデータにデモンストレーションを依頼しました。
実際のソフトを見て実感したのは、幅広い税目や多くの帳票に対応していること。会計ソフトとのデータ連携はもちろん、帳票間の連動も容易なため、「これなら業務効率を大幅に改善できる」と期待が持てました。
最終的には、既存の申告システムとの比較検討となりましたが、価格面もさることながら機能の充実さや使いやすさで「達人シリーズ」の導入を決めました。

「達人シリーズ」を導入いただいた感想をお聞かせください。

2019年に「法人税の達人」「内訳概況書の達人」「消費税の達人」「電子申告の達人」を導入しました。導入当初は、会計ソフトとのデータ連携の設定などに多少戸惑ったものの、実際に使用してみると、入力画面が帳票そのままのイメージで直感的な操作が可能な上、会計ソフトからのデータ連携や多様なエクセルデータが取り込めるなど、使い勝手の良さを実感できました。
また、電子化により紙での印刷郵送などの手間が省けたことも含め、以前は3人で1週間から10日ほどかかっていた作業が半日から1日で済むなど、劇的な業務効率化につながりました。

各製品について、特に便利さを感じた機能がありましたらお聞かせください。

「法人税の達人」では、地方税率が自動で更新されるのがありがたいですね。それまでは、納付先となる自治体ごとに最新の税率を確認し、計算する必要がありましたが、その手間が省けるのはもちろん、入力・計算ミスの防止にもつながります。顧問の税理士法人にレビューを依頼する際も、同じ申告データを見ながらやり取できるようになり、税理士から「ミスも減って負担が軽減できた」と喜ばれています。
「内訳概況書の達人」は、エクセルで作成しているデータをCSV形式のファイルで取り込みができるため、面倒な転記や入力ミスがなくなりました。
「電子申告の達人」の「外部連携オプション」では、負担の大きかった償却資産税の申告書についても、別のソフトで管理している償却資産のデータを直接取り込んで申告できるので、作業効率が大幅にアップしました。

「達人シリーズ」による電子申告・納税の効果をどのように感じていますか。

2019年度までは、法人税の申告書のみ先述した他社製ソフトで電子申告を行い、それ以外はすべて紙で提出していましたが、「達人シリーズ」を導入した2020年度からは、すべての申告が電子でできるようになりました。義務化に対応できた安心感もさることながら、業務改善の効果が大きく、余裕を持って申告できるようになりました。
また、納税についても国税、地方税ともすべてダイレクト納付で行っています。特に地方税は、共通納税システムを利用して各自治体に一括で納付できるので、手間が省けており、銀行の方からも喜ばれています。

2021年には、「データ管理の達人」と「クラウドAP仮想化サーバー」を導入されました。その狙いをお聞かせください。

「データ管理の達人」を導入する前は、多数あるソフトごとにデータをバックアップしなければならず、バックアップ漏れが懸念されました。また、子会社の担当者に作業を分担させる予定があったため、アクセスの権限設定も行う必要がありました。そこで、データベースの一括自動バックアップやアクセス制御機能を備えた「データ管理の達人」を導入することにしました。
「クラウドAP仮想化サーバー」については、「達人シリーズ」の運用を容易にすることを目的に導入しました。仮想化により、管理用の端末さえ最新にアップデートしておけば、接続端末はアップデートすることなく最新のプログラムで作業ができ、あわせてセキュリティ面も強化され、運用効率だけでなく安心感も高まりました。

2022年には「事業所税の達人」と「申請・届出書の達人」も導入いただきました。その経緯をお聞かせください。

事業所税の納付先が子会社を含めると10か所ほどあり、以前はエクセルで作成したデータを見ながらeLTAX対応ソフトであるPCdeskに入力して対応していました。しかし同じデータを各納付先に毎回入力する必要があり、入力後の確認も含めて大きな負担となっていたため「事業所税の達人」を導入することにしました。実際の申告は来年になりますが、「法人税の達人」から事業所データを連動でき、前年のデータも繰り越せるなど入力や確認作業がかなり軽減されることと期待しています。

代理店のエヌ・ジェイ・ハイ・テックの対応についての感想をお聞かせください。

小林様 株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テック 営業部 森田岳様

(右)小林様
(左)株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テック
営業部 森田 岳様

導入当初はNTTデータとの直接取引でしたが、その後、NTTデータが主催する「達人シリーズ」の操作説明会に参加した折に、特約店の株式会社エヌ・ジェイ・ハイ・テック(大阪支店)経由で契約すれば、サポートが充実するとのことで、同社経由での取引に切り替えました。以降は電話やメールでのサポートだけでなく「クラウドAP仮想化サーバー」導入時の相談などにもフットワーク軽く対応いただけ、とても満足しています。

最後に「達人シリーズ」の導入による成果等を総括していただけますか。

「達人シリーズ」を段階的に導入したことで、無理なく最大限の業務効率化につながりました。 現在もすべての機能を使いこなしているとは言えませんが、今後も「達人シリーズ」を有効活用することで、さらなる効率化を目指していきたいと思っています。

取材時期:2022年12月

※ 敬称を省略させていただいております。

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