プロファイル
会社名 |
株式会社ココスクエア調布
URL:https://www.kokochofu.com/ |
代表者 |
代表取締役社長 牧野 高明 |
本社所在地 |
東京都調布市 |
設立年 |
1998年10月 |
従業員数 |
11名(2022年3月末現在) |
事業内容 |
1. 不動産資産の収入管理業務
2. 建物管理、運営業務
3. 商業ビルのテナント運営 |
調布市の国領駅前にある複合型商業施設の管理・運営を一手に担う株式会社ココスクエア調布。
今回、「達人シリーズ」導入に至る経緯からお使いになってのご感想について、営業管理課の大島様にお話を伺いました。
御社のご紹介をお願いします。
当社は調布市内国領駅前の再開発事業により誕生した複合型商業施設の管理・運営を行う第三セクターの会社です。商業棟には市営駐車場・公共公益施設の他、十数名の権利者で構成されている共有床があり、住宅棟の区分所有土地建物と併せ、管理組合の運営を行っております。
また、商業棟内にある約20店のテナント管理も行っております。
「達人シリーズ」はいつからご利用されていますか。
2016年4月より営業管理課に所属する2名の担当者で利用しています。
「達人シリーズ」を導入する前はどのように業務を行っていたか聞かせください。
- ● 減価償却
- 資産関係のすべての業務(台帳管理や償却資産の申告)は、税理士事務所に依頼をしており、資産の取得や除却などが発生した際は、その都度税理士事務所に内容を伝え処理をしてもらっていました。
- 決算時には、算出が完了した固定資産台帳が税理士事務所から紙で送付されるので、それをもとに減価償却に関わる決算仕訳を起票し会計ソフトへ入力後、その固定資産台帳を社内で保管していました。
- ● 内訳明細書
- 会計ソフトの元帳などの画面情報や紙の資料から、Excelファイルに手入力し簡易な明細書を作成していました。
- ● 年末調整
- 毎月の給与計算はExcelで対応し、年末調整には、「扶養控除等(異動)申告書」「保険料控除申告書」などを従業員へ配布・回収までを行い、その後の業務は税理士事務所に依頼していました。
「達人シリーズ」を導入する前の課題についてお聞かせください。
- ● 減価償却
- 資産データは全て税理士事務所側で管理していたので、資産の取得や除却などがあった際には、その都度税理士事務所と電話やFAXでやり取りをしなければならなく、対応がとても面倒でした。
- また、決算に必要な情報が税理士事務所から届くのが遅かったため、年次決算の数字をなかなか確定することができず、毎年決算処理が遅れがちでした。
- ● 内訳明細書
- 大きな課題はありませんでしたが、Excelへの手入力は時間がかかり大変な作業でした。
- ソフトで管理できれば便利になるのではないかと思っていました。
- ● 年末調整
- 全員へ配布する資料の準備や回収後の作業にかなり手間がかかっていました。また、税理士事務所へ支払う年末調整業務の費用も負担になっていました。
- このような課題もあり、自社で年末調整業務を行いたい思いはありましたが、ソフトをうまく使えるかなどの不安もあり、なかなか導入に踏み切れませんでした。
「達人シリーズ」を導入された経緯をお聞かせください。
新しく切り替えた税理士事務所が「達人シリーズ」を利用していました。
そこで、担当者に相談をしたみたところ、「達人シリーズ」は低コストでとても簡単に操作できるので利用してみてはどうか」と勧められました。
操作等で困ったときには税理士事務所に気軽に相談できる点も導入を決める大きなきっかけになったと思います。
「達人シリーズ」をお使いになってのご感想をお聞かせください。
- ● コストについて
- 年間4万円ほどの利用料で、「減価償却の達人」 「内訳概況書の達人」 「年調・法定調書の達人」を導入することができました。
- 利用料には保守やサポートが全て含まれているので、追加料金を気にせず利用できるのはいいですね。
- 「達人シリーズ」は利用したい必要な税目を選んで購入でき、コスト的にも非常に安価で導入できるところがとてもいいと思います。
- ● 操作性について
- <減価償却>
- 入力する画面がシンプルなので、資産の登録が簡単にできます。
- 資産別に耐用年数表のテーブルが用意されているので、これまでのように耐用年数を調べることなく耐用年数の設定ができます。
- <内訳明細書>
- ワープロ感覚で入力ができ、明細書の作成が簡単にできます。
- <年末調整>
- 入力画面が帳票そのままのイメージなので、操作マニュアルを見ることなく手書き感覚で簡単に入力することができます。
- 数字の集計はほとんど自動計算されるので、以前のように検算で電卓をたたく作業がなくなりとても楽になりました。
- 毎年、年末調整の時期に実施される操作研修会では、ソフトの操作説明だけでなく、その年の税制改正や機能改善についても説明がありとても助かります。
- ● 機能面について
- <減価償却>
- 減価償却費の算出は電卓で集計していたため時間がかかっていました。
- 減価償却の達人では、資産毎に減価償却費の集計結果を一覧表示する機能があるため、決算仕訳を起票する際には集計結果の数字を転記するだけで簡単に処理(仕訳を起こすことが)できるようになり、作業時間を大幅に削減することができました。
- <内訳明細書>
- 小計や集計などの項目追加が簡単に設定できるのはいいですね。
- 翌期繰り越しをすると、前期のデータが次年度にそのまま引き継がれるため、次年度の作業は必要な箇所を更新するだけでよく作業時間が軽減されました。
- <年末調整>
- 一人別源泉徴収簿で毎月の給与等の数字を入力するだけで源泉所得税が自動計算される機能はとても便利です。
- また、自動計算された数字がその月に納付すべき源泉所得税の集計や納付書にまで連動されるため、以前に比べ、源泉所得税の計算から納付までスムーズに行えるようになりました。
- ● 導入後のサポートについて
- サポートデスクへ問い合わせた際、折り返しの連絡がとても早く、オペレーターの対応が丁寧なので、満足しています。
- サポートのおかげもあり、ストレスなくソフトを利用しています。
「達人シリーズ」を導入してよかった点をお聞かせください。
税理士事務所へ委託する業務の範囲が小さくなったことで、コストが削減でき、決算時に必要な資料を早い段階で揃えられるようになりました。
さらに税理士事務所も達人を使用しているので、いつでも同じデータを見ながら問い合わせや相談ができるのはとても心強いです。
また、会社として年末調整や資産管理の業務全体の流れを一通り管理できるようになったことも良かったですね。
取材時期:2022年7月
※ 敬称を省略させていただいております。
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