専用機から「達人シリーズ」への切り替えで、「業務効率化」+「大幅なコスト削減」を実現!
事務所名 | 税理士法人I do URL:https://ido.co.jp/ |
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代表者 | 代表社員 中尾 久美子 |
所在地 | 大阪府大阪市北区 |
所属 | 近畿税理士会 大淀支部 |
設立年 | 平成21年1月 |
「達人シリーズ」導入時期 | 平成28年8月 |
利用会計ソフト | 弥生会計、MFクラウド会計、freee、勘定奉行ほか |
システム構成 | サーバー 1台、デスクトップパソコン2台、ノートパソコン 14台、複合機 1台、プリンタ 2台 |
大阪市北区に拠点を構え、経営コンサルティングを中心とした税務サービスを展開する税理士法人I do。
今回、「達人シリーズ」導入に至る経緯や移行方法、今後の展望について、税理士法人I do代表社員税理士 中尾 久美子先生と社員税理士 沈 周泰先生、勤務税理士 川畑 浩司先生にお話をお伺いしました。
また、「達人シリーズ」の導入に際して、支援サポートを行った「達人シリーズ」販売店である株式会社デジタルの原様にもご同席いただきました。
税理士 中尾 久美子先生
中尾-税務会計コンサルティングI doグループは、経験豊富な税理士と会計士が親身になってあなたの会社を分析し、戦略をご提案できる大阪市北区の税理士事務所です。
税理士法人I doの由来、それは「お客様がどんな時も真心を尽くすことを『誓う(I do)』こと」。
税理士法人I doの信条、それは「絶対にあきらめない事」経営者の抱える課題点や悩みを税理士が共に解決できる参謀として、税理士法人I doの税理士がクライアント様に真摯に向き合い、情熱をもって高収益体質経営に向けたコンサルティングを致します。
経営者が数字に強くなり、キャッシュベースの経営を徹底することで、資金のダムを構築します。
また、部門別採算制度の導入により、利益構造を改革し高収益体質に改善します。
税理士 沈 周泰先生
社内風景
沈-設立当初から顧問先への自計化を推進した結果、自計化率は7割(弥生会計:7割、MF:2割、その他:1割)を超え、会計業務の効率化も順調に進みました。
しかし、肝心の申告システムが会計ソフトと連動できないため、改めて、申告システムへ会計ソフトの結果を入力し確認するという余計な手間と時間がかかる上に、申告書の作成や電子申告の処理では待たされる時間が多く、職員にかなりのストレスが生じていました。
また、コスト面でも、追加料金が度々発生することに疑問を感じていました。
このままでは業務量と職員のストレスがさらに増えていくのは明らかで、今後の事務所の運営にも影響がでると考え、申告システムの入れ替えを決めました。
新たなシステムでは以下の要件を重視し、「達人シリーズ」を含め3社の中から選定を進めました。
各社からシステムのデモンストレーションや詳細な説明を受けた上で検討を重ね、以下の内容を考慮した結果、「達人シリーズ」を導入することに決めました。
沈-導入は8月でしたので、システム移行は以下の流れで進めていきました。
また、旧システムから出力していた申告書などの書類は移行後は出力できなくなるため、この機会に紙ベースで保存していた書類をPDFにして、一気にペーパーレス化も進めることができました。
川畑-以前のシステムに比べ、年間のシステム利用料金が半分以下になりました。
システムのインストール台数に制限がないので、新たな職員の採用で申告システムの利用端末が増えた場合でも追加料金を気にする必要がありません。 会計ソフトや「達人シリーズ」間の柔軟なデータ連動のおかげで、申告システム(決算書や内訳書など)への入力・確認作業の手間が省け、作業効率が大幅に向上しました。
申告書そのままの入力画面なので実際の申告書に記入する感覚でスムーズに入力ができ、申告書の構造(流れ)をより深く理解できるようになりました。
作成できる帳票が他のシステムに比べ多く用意(法人税、所得税は全帳票対応)されているので、Excelなどで別に作成する必要がないところも気に入っています。
沈-年間のシステム利用料金が以前のシステムに比べ100万円ほど削減できたことが一番大きいです。
会計ソフトとのデータ連動や使い勝手がよくなったことで、無駄な作業がなくなりました。
また、「達人シリーズ」への移行を機会に、事務所内の申告書などの紙ベースで保存していた書類をすべてペーパーレス化したことで、「達人シリーズ」の導入による作業効率化と合わせ、職員の残業時間(作業時間)が大幅に削減されました。
その削減された時間を顧問先へのコンサル業務や新たな顧問先への対応に充てられるようになったことはとても大きいですね。
職員-会計ソフトとデータ連動できることで、以前までの面倒な転記作業から解放され作業時間も大幅に軽減されました。
以前のシステムに比べ使い勝手もよくなり、ストレスなく申告業務が行えています。
1台のPC内で同時に複数のデータを開くことができるので、データの比較などが簡単にできます。
操作方法がわからない場合には、専用のヘルプデスクへ連絡をすれば丁寧に答えてもらえますし、メールでの質問も遅くても翌日には回答してもらえるので大変助かります。
沈-ちょうど申告システムの切り替えを考えていたタイミングで飛び込み訪問してきたのがきっかけになります。
他社と違い、デジタルさんは申告システム以外にも所内のIT化に向けた弊社からの依頼(無理な依頼もあったと思います)を親身になって対応いただき、相談事があった際にはいつでも駆けつけてくれました。
そのおかげで、安心して申告システムの移行と所内のIT化を進めていくことができました。
いつでも気軽に相談でき、迅速・丁寧に対応してもらえたことがデジタルさんを選んだ決め手だと思います。
今後も、弊社の良きITパートナーとしてお付き合いさせていただきたいと思っています。
川畑-バージョンアップやアップグレードが自動化されるといいですね。
電子申告ですが、顧問先に関係する帳票すべてがまとめて取り込めるようになると助かります。
操作方法の問い合わせなどはチャットなどのツールを利用できるとなおいいと思います。
今後もユーザー目線でシステム開発していただけることを期待しています。
中尾-当事務所は「IT化を進めて顧問先にもメリットを与えられるようにしたい」と常々思い、業界がやるべきことを早くから気づいて実行してきました。
令和4年の大綱でも「税理士業務のIT化を進めることで納税者の利便性を向上させることを目標とする」ことが明記されたことから、今後も「達人シリーズ」を含め、業務改善につながるITサービスの導入を積極的に進め、効率化及び経費削減を図っていきたいと思います。
そして業務を効率化したことで生まれた時間を有効活用し、職員の能力向上と顧問先様への付加価値の高いサービスを提供していきたいと思っています。
また、「達人シリーズ」を含むあらゆる業務ソフトが日々アップデートされているため、常に最新の情報を吸収し、税理士が中小企業のIT推進の中心的役割を担えるよう、自社だけでなく顧問先様をも巻き込む形でのDX化を進めていきたいと考えています。
製品名 | 年間利用料 | |||
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申告書作成ソフト | 法人税の達人 | Pro | ダウンロード版 | 55,900円 |
減価償却の達人 | Pro | ダウンロード版 | 51,900円 | |
消費税の達人 | Pro | ダウンロード版 | 31,900円 | |
内訳概況書の達人 | Pro | ダウンロード版 | 39,900円 | |
所得税の達人 | Pro | ダウンロード版 | 51,900円 | |
年調・法定調書の達人 | Pro | ダウンロード版 | 39,900円 | |
相続税の達人 | Std | ダウンロード版 | 21,900円 | |
財産評価の達人 | Pro | ダウンロード版 | 39,900円 | |
申請・届出書の達人 | Pro | ダウンロード版 | 33,900円 | |
データ管理の達人 | Pro | ダウンロード版 | 49,800円 | |
電子申告の達人 | Pro | ダウンロード版 | 36,000円 | |
達人Cube | ウイルス対策 | (月額950円×12か月)11,400円 | ||
年間利用料金合計 | 464,300円 |
取材時期:2022年1月
取材協力:株式会社デジタル
※ 敬称を省略させていただいております。