「達人シリーズ」の導入で、7割のコスト削減と税理士事務所とのデータ共有・業務効率化を実現!
会社名 | 茨木塗料株式会社 URL:https://www.ibarakitoryo.co.jp/ |
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代表者 | 代表取締役社長 柴田 浩行 |
本社所在地 | 大阪府茨木市 |
設立年 | 1969年5月 |
従業員数 | 99名(2022年3月末現在) |
事業内容 | 油性・水性各種塗料及びインキ製品等の製造 |
受注生産専門の事業形態に特化。少量多品種製造を得意とした塗料・インキ業界大手会社向けの製品を提供する茨木塗料株式会社。
今回、「達人シリーズ」導入に至る経緯からお使いになっての感想について、総務部の小椋様にお話を伺いました。
当社は、独立系の塗料・インキの受託製造専業メーカーです。
山口県及び兵庫県下の工場で多種多様な製品や受注ロットに対応できる一貫生産体制を構築、充填後のラベル貼りや配送作業まで顧客の要望にきめ細かく対応し、小ロット・短納期・生産合理化ニーズのある大手塗料・インキメーカーから継続的な受注を確保しています。
2018年には新工場を稼働し水系塗料等の生産効率化にも取り組んでおり、今後も着実な成長を目指しています。
2019年1月より利用しています。(決算期12月)
総務部に所属する3名の担当者で利用しています。
導入前は、税理士事務所が使っていたソフトと同じものを利用していました。
必要な税務申告書はすべて作成可能でしたが、操作が複雑で使い勝手が悪かったこともあり、実際に利用していたのは、「財務会計、固定資産管理、手形発行管理、法人税、消費税、内訳概況書」だけでした。
法人税・消費税の申告書は、財務会計のデータなどをもとに一度手書きで作成した後、申告システムに入力し、税務署から送付された申告書に印字しており、内訳概況書は、財務会計のデータを内訳概況書のソフトに入力したものを紙で出力し、最終的に申告書と一緒に税理士事務所へ提出していました。
● コスト
利用していないソフトが多くある(利用したいソフトのみの導入が不可)にもかかわらず、5年リースで毎年70~80万円ほどの利用料が発生していたのは大きな負担でした。
● 申告書の作成
最初に手書きで作成した後、システムに入力するという2度手間の作業を行っていた上、ソフトの使い勝手が良くなかったこともあり、作成にかなりの時間を費やしていました。
● 税理士事務所とのデータ共有
税理士事務所が申告ソフトを「達人シリーズ」に切り替えたため、データの共有や必要な時にデータの確認などができない状況でした。
また、決算時のやり取りや修正が発生した際に無駄な作業や手間が多く、かなりの負担になっていました。
税理士事務所から紹介されたのがきっかけです。
他のメーカーのソフトも検討はしましたが、以下の点を考慮した結果、「達人シリーズ」の導入を決めました。
以前のソフトを長年利用していたので、「達人シリーズ」への移行に不安があったのですが、利用を始めてみると操作感が良く、思ったよりもスムーズに移行することができました。
● コストについて
税務申告ソフト(法人税、消費税、内訳概況書)が、年間9万円ほどの料金で利用できるようになりました。
● 操作性について
申告書を手書きで作成していたこともありますが、「達人シリーズ」は「申告書そのまま」の入力画面の為、実際の申告書に記入する感覚で入力ができ、とても使い易いです。
また、操作に迷ったときには、画面ごとに「ヘルプ」機能が用意されているので、分厚い操作マニュアルを確認することなく作業を進めることができます。
● 機能面について
法人税ですが、地方税の均等割と法人割の税額を自動で計算してくれる機能はとても便利です。
税理士事務所と同じソフトを使用することで、データのやり取りがスムーズに行えるようになったことは大きいです。
以前に比べ、3割程度の料金で税務申告ソフトを利用できるようになったことが、「達人シリーズ」を導入して一番良かった点ですね。
申告書の作成も「手書き+ソフトへの入力」からソフトに入力するだけの作業に移行できたことで、作業効率も上がりました。
また、税理士事務所とデータ共有が可能になり、いつでも同じデータを確認しながらやり取りができるようになったことで、決算時に税理士事務所へ足を運ぶ回数が減り、データの修正なども税理士事務所側で対応してもらえるようになるなど、作業の手間が大幅に軽減されました。
税務署への申告書の提出も紙から電子申告にすることができました。
入力画面に気になったことを記録できるようなメモ書き(付箋)機能を付けてもらえると助かります。
今後も、ユーザー目線でより良いシステムを提供いただけることを期待しています。
取材時期:2022年5月
※ 敬称を省略させていただいております。